貴金属の金と仮想通貨のビットコインがともに急騰している( ̄▽ ̄)
金は一時、2000ドルの大台に迫り、ビットコインも2ヶ月ぶりに1万ドルを超えた。
金の価値の源泉は、世界各地の鉱山で採掘しても、わずかな量しか産出されないという希少性にあり、ビットコインは「デジタルゴールド」とも呼ばれ、プログラムで発行上限を決めることで金と同様に希少性を維持している👨⚖️
両者に共通するのは通貨に似た性質を持つが、特定の発行国を持たない「無国籍」である点だ。両者の上昇は、米ドルをはじめとする法定通貨への不信感からきている。
米国では新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、経済の停滞が長引くとの懸念が広がる。その影響で、積極的な金融緩和や財政出動が打ち出され、低金利環境の長期化が基軸通貨であるドル資産の魅力を低下させている🇺🇸
新興国ではコロナ禍で膨らんだ財政赤字が通貨安のリスクを高めており、先進国以上に金やビットコインへの資金シフトが起きつつある🇮🇳
今後のデジタル社会を見据えると、金以上に仮想通貨の価値が上がっていくだろう💰
ただ、現状は値動きの荒さがあり、通貨としての安全性には欠けている( ̄▽ ̄)
しかし、10年20年という長い視点で見れば、基軸通貨がドルからデジタル通貨であるビットコインに変わる世界はそう遠くないのかもしれない。