いま話題である、米中対立は、2つの大国による世界の覇権国の座を巡る争いだ( ̄^ ̄)
【米国】🇺🇸
第2次世界大戦後、米国は強大な軍事力を武器に同盟国の安全保障を支え、自由資本主義を世界に広げた。それによって各国は自由貿易を促進し、経済のグローバル化が進んだ。
新たな技術、ものが生まれ、世界的スター、著名家も生まれる、経済だけでなく全ての中心であり、多くを語る必要はないだろう。まさにアメリカンドリームである。
【中国】🇨🇳
中国は国家資本主義体制を強化し、経済成長を遂げ、共産党による一党独裁体制を維持・強化した。
2008年9月のリーマンショックは、米国の威信低下の一因となり、中国の台頭が鮮明となった。そこでの国をあげた経済対策により、米国の脅威となりえる成長を果たした。
そんな中国は強力な経済をバックに国際社会での発言力を増している。
「2030年までに中国が米国を抜き世界一の経済大国になる」との予測も増え、さらには安全保障の面で、海軍力を強化し、南シナ海に進出するなどの躍進を続けている。
コロナショックの発生、それを境とする世界経済の急速なデジタル化なども重なり、5Gや新たなテクノロジーの分野で米中の覇権国争いはこれまで以上に激化している⚔
そして米国は中国のファーウェイを締め上げにかかっており、これからも米中対立はさらに先鋭化する可能性が高い。
今後、アジア新興国やヨーロッパ、世界各国の動きがより重要になってくるだろう。
異常を踏まえた億リーマンの見解は、国際情勢の安定・発展にはアメリカが一番だと考える( ̄∇ ̄)
政治、経済、安全保障など多くの面で、これまでの覇権国はまちがいなく米国だ。
中国は情報管理の面や、国が利益を吸い上げる社会主義体制、劣悪な格差社会など世界を牽引する国家としてのモラルが低すぎる。
トランプ大統領の米国第一主義といった自己中心的政策がまかり通るのは、過去の繁栄と輝かしい歴史の賜物であろう🗽
あれだけの大国ながら、GDPの7割が個人消費で、先進国では有数の人口増加をたどり、新たなテクノロジーや高度な人材が生まれる国民性、そして世界各国から優秀な人材が集まる環境、今後の持続的な成長はまちがいない。
中国がアメリカのような中国第一主義を唱えれば、一瞬で世界から干され、孤立することになることは目に見えている。いや、もはやすでに孤立しているのかもしれない。
米国あっての中国であり、中国あっての米国はない。
しかし、その一方で米国を目指し、めざましく成長する国への投資も利益をもたらすだろう🍓
では、第二の中国となりえる国はどこか。
それは世界の投資家が注目する巨大市場のインド🇮🇳だ。
すでにめざましい成長を遂げている国であるが、まだ伸び代はある。
インドは現在中国につぎ、世界第2位の人口である。
そんな人口増加の背景からか、医者、エンジニアを目指し、若者の自殺が社会問題になる程、熾烈な学歴競争が起こっている。
この異常な競争社会は、インド経済には大きな発展をもたらすだろう🍛
日本はもちろん、アメリカの学生にはこれほどの熱意がないことは言わずもがな。
恵まれた先進国ではこのようなハングリー精神は決して生まれない。
スマホ一台で世界の様々な情報に触れられるグローバル社会では、発展途上国の成長力は凄まじい。
インフラ投資やIT分野で手腕を奮うモディ政権も盤石だ。今後も発展するインド経済の礎となるだろう✍️
かたや、我が国日本はどうだろうか。
一時は高度経済成長により、世界にインパクトを与え、堅実な国民性から日本の技術力が高く評価される時代もあった🇯🇵
しかし、現在はというと、少子高齢化、古臭い企業体質、控えめで穏やかな安定を望む国民性が裏目となり他国からは離される一方である。日本は豊かになりすぎた。5Gやテクノロジーの分野でも大きな遅れをとっており、問題外だ。
唯一、世界に誇れるトヨタ自動車もアメリカのテスラに時価総額を抜かれる始末である。
このように、投資の分野では魅力が少ない日本であるが、俺は大好きだ( ̄^ ̄)
美味しい日本食、豊かな自然、礼儀正しく規律ある国民性、他者を重んじる強調性などはいつの時代も世界に誇れるものであり、世界一平和で豊かに暮らせる国だと思っている。
そんな素晴らしい日本で、他国の経済成長の果実を享受できる時代に、投資をしない選択肢は果たしてあるのだろうか?